お客様の声 プラスチック加工・2色成形 三光ライト工業株式会社 永峰大三様 お客様の声
WEBコンサルにより具体的にどのような成果がありましたか?
2021年4月、当社の「2色成形」に関するページが検索エンジンで1位に表示されました。わが社の社名がページの1ページ目、それも最上位に表示されているのを見たときは、感慨深いものがありました。創業70年余りの当社ですが、社名が広く皆様の目に触れたのは初めての事でした。その後も「LIM成形」でも1位、「インサート成形」で2位を獲得しました。さらに私が驚いたのが「射出成形」で10位に入ったことです。「2色成形」や「LIM成形」はニッチな技術ですが、「射出成形」は広大な市場ですので、そのワードで上位に食い込めたのは、戦略に基づいてWEBサイトを構造化したからにほかなりません。正しい戦略が結果を生むことを実感した瞬間でした。肝心の営業面ですが、WEBサイトをリニューアルしてから1年間で43社からお問合せを頂き、うち8社と成約に至りました。総額4,000万円のお取引となっています。さらに、現在4社がご検討頂いており、収益面ではさらなる成果が期待出来ます。コンサル費用をペイして余りある成果ですので大いに満足しています。
- WEBからの年間売り上げ
- 開始時 0円 →↓
4000万円アップ
- WEBからのお問合せ
- 開始時 0 → 43社
- 「2色成形」市場
- 圏外 → 1位
- 「LIM成形」市場
- 圏外 → 1位
- 「インサート成形」市場
- 圏外 → 2位
- 「射出成形」市場
- 圏外 → 9位
アクセス数の推移
ホームページに手を付けてもらった直前の2021年1月から、1年間のコンサルティングを終えた直後の2022年2月までのホームページのアクセス(セッション)数の推移表です。開始直後から反響は少しづつ出ていましたが、ちょうど1年間のコンサルティングを終える頃に目に見えた成果が一気に現れました。
WEBコンサルを導入するに至った経緯から教えてください。
当社が初めてホームページを立ち上げたのは2010年頃の事です。このホームページは制作会社に依頼して作ってもらったものですが、その内容は、会社概要や主な製品をいくつか掲載するのみのシンプルなものでした。当時の私どもは「WEBで集客する」などという発想がそもそもなく、「会社組織として一応、ホームページを開設しておこう」といった程度の意識しか持ち合わせていませんでした。したがって、ホームページに掲載する文章も制作会社任せでしたし、当社のサービス名や技術名をインターネットで検索しても上位にくることはあり得ませんでした。ましてやホームページをご覧になった方からお問合せを頂くことなど、想定すらしていませんでした。それでも、会社の業績自体は安定していました。というのも、当時はまだガラケーの需要が旺盛で、当社はその筐体を成形していたためです。
そんな中、WEBコンサルを導入したのはなぜでしょうか?
「このままではいけない」という危機感があったからです。2010年頃、ガラケー市場はまだ活況を呈していましたが、その一方でスマートフォンが注目を集め始めていました。近い将来、スマホがガラケーに取って代わるのは明らかで、スマホの出現は、収益の大半をガラケーに依存していた当社にとって脅威でした。そこで私は、ガラケーに代わる新たな収益の柱を獲得すべく、新規顧客の開拓に奔走しました。金融機関や経営コンサルタントからのアドバイスを基に、製品サンプルや会社パンフレットを手に数えきれないほどの企業を訪問しました。訪問期間は実に10年に及びます。結果、1社から良いお返事を頂きましたが、10年間で1件の成約ですから、あまりに無謀かつ非効率だったと認めざるを得ません。それでも反省の一方で、手ごたえも感じていました。というのも、訪問した企業の担当者はいずれも、当社の技術力や製品については一定以上の評価をしてくださったからです。こうした経験から、私は「わが社の技術力を広く効率的に発信するにはどうしたら良いか」を考えるようになりました。そして、その答えがWEBの活用とコンサルの導入でした。「コンサル費用をペイ出来るのか」「本当にWEBサイトで集客出来るのか」。不安は少なからずありましたが、「何か新しいことを始めなければ淘汰されてしまう」という危機感が背中を押してくれました。
WEBコンサルはどのように進んでいきましたか?
まずはコンチーゴさんに当社のホームページの問題点を指摘してもらいました。すると、当社のホームページは「構造化」がまったくされていない状態であることがわかりました。たとえば、一口に成形といっても「2色成形」や「インサート成形」、「LIM成形」といった様々な技術があり、技術が異なれば使用する生産設備が違うし、材料も多岐に渡ります。そうした事細かで膨大な情報を、テーマごとに仕分けて立体的に組み立てる、つまり「構造化」していくことが、WEB戦略には不可欠であると学びました。試しにインターネットで検索上位(1ページ目)に表示される企業のWEBサイトを見てみると、テーマごとに様々な情報が整然と網羅されています。「ここまで書かないと上位に表示されないのか。逆にここまで書けば上位にランクされるのだな」と思いました。
キーワードの構造化作業。WEBで検索されているキーワードを調べグループ化してサイトマップを作成
どのような社内体制でWEBコンサルに取り組まれましたか?
私がメインの担当者となってプロジェクトがスタートしました。社員にはお客様の対応に専念してもらい、まずは私が勉強がてら出来るところまでやってみようと、自らライティングを担当しました。それまで文章を構造的に書いたことなど、まったくありませんでしたので、難しい作業でしたが、スタジオコンチーゴさんから送られてくる解説動画を参考にライティングしていくうちに、理解が深まっていきました。同時にWEBサイトを構造化するには、まずは「目次」を設計する必要があり、いかに情報を整然と網羅した目次を設計できるかが重要なポイントであるかを学びました。また、技術力をアピールするには、専門的でテクニカルな文章が求められます。その際は、技術本部からアドバイスをもらい、専門性の高い内容を原稿に反映しました。ただし、WEBを見て下さった企業の担当者さんが全員技術者とは限りませんので、専門的な内容に偏り過ぎないようにも注意しました。とにかく私が目指したのは「この会社に頼んだら何とかしてもらえるんじゃないか」と感じて頂けるWEBサイトです。お気軽にご連絡頂けるよう「お問合せフォーム」を簡易的に入力できるように改善したのもそのためです。また、コロナ禍ということもあり、「WEB会議対応!」の表示を目立たせたほか、お越し頂けない方のために工場紹介の動画も撮影し掲載しました。いずれもスタジオコンチーゴさんのご提案で、お客様からは「動画で実際の設備を確認することが出来てとても安心した」などご好評頂いています。
WEBコンサルを導入する前と後で、業種や企業規模など、お問合せに変化はありましたか?
以前はまったくお取引のなかった大企業からお問合せを頂くようになりました。また、当社のお客様は携帯電話メーカーが多くを占めていましたが、WEBコンサル導入以降は、部品、カメラ、プリンター、医療、ドア、施錠といった様々なプロダクトのメーカーから引き合いがありました。それだけ多くの方が、当社のWEBサイトを見てくださったのだろうと感謝しています。
WEBコンサルの導入により、営業スタイルにはどのような変化がありましたか?
WEBサイトからのお問合せに対応する営業スタイルにシフトしました。今は以前のような飛び込み営業は行っていません。WEBサイトを強化したことで働き方が大きく変わり、飛躍的に効率化しました。また、WEBサイトにお問合せくださる方は、当社の製品に少なからずご興味や関心をお持ちですので、商談がスムーズに進みやすいといったメリットがあります。現在も月に3~5社ほどのお問合せがありますので、確実に結果に結び付けていきたいです。
これまでの取り組みを振り返って思うことは?
やはりいちばん大切なのは、地道に続けることではないでしょうか。成果はすぐに出るものではなく、やり続けた結果、ついてくるものだと思います。私は経営のトップとして従業員の生活を何としても守らなければならないという危機感でWEBコンサルを導入したわけですが、私自身、WEBライティングの経験などまったく無く、従業員やスタジオコンチーゴさんにアドバイスを頂きながら愚直にやってきました。社長業がありますので大変な時期もありましたが、「わが社の技術力を知ってほしい」という思いが勝り、いつか必ず成果は出ると信じて取り組んできました。「WEBは最強の武器」。今は、はっきりそう言えます。
検索市場での順位の推移
「2色成形」検索市場での順位の推移
「lim成形」検索市場での順位の推移
「インサート成形」検索市場での順位の推移
コロナ禍の対策のため制作した工場紹介動画
- お客様名
- 三光ライト工業株式会社
- 制作物
- WEBコンサル、HP制作
- URL
- 三光ライト工業株式会社
WEBコンサル導入により、ゼロに近かったWEBからの売り上げが1年間で約4,000万円アップ!複数キーワードで検索上位表示し、以前はまったくお取引のなかった大企業からのお問合せも!地道な努力が実り、コンサル費用をペイして余りある成果が得られました。